工房紹介 その2 エアバーナー

バナーは、その1で紹介したような酸素を用いるバーナーではなく、空気を強制的に供給して燃焼させるエアバーナーがある。

エアバーナーは燃焼温度が酸素バーナーほど高くないので、耐熱ガラスは溶かせません。

ソーダガラスやクリスタルガラス(通称ソフトガラス)を溶かすために使用します。


工房では、空気の供給方法などで炎が異なる2種類(集中炎、拡散炎)を設置しています。


まずは集中炎タイプ

点火していないので解らないかもしれないけど、中心に火芯が形成されて、比較的細かい作業がし易いです。

このバーナーはエアポンプ内臓で稼働中は少々うるさいです(笑)

次に拡散炎タイプ

こちらは幅の広い炎で熱量も多めなので、多めにガラスを溶かしたり、ブローを行うときなどに有効です。

このバーナーはkinariのファンバーナーでとても安価です。空気をファンで供給するタイプでとても静かです。ただ、そのままだと空気の乱流で炎が乱れるで、私は火口に整流のための工夫をしています。

Glass Studio Reborn

2016年に工房を立ち上げ 主にバーナーワークによるガラス作品(ガラスペン・ペンダント等)を制作 生涯現役を目指して日々精進中