バナーは、その1で紹介したような酸素を用いるバーナーではなく、空気を強制的に供給して燃焼させるエアバーナーがある。
エアバーナーは燃焼温度が酸素バーナーほど高くないので、耐熱ガラスは溶かせません。
ソーダガラスやクリスタルガラス(通称ソフトガラス)を溶かすために使用します。
工房では、空気の供給方法などで炎が異なる2種類(集中炎、拡散炎)を設置しています。
まずは集中炎タイプ
点火していないので解らないかもしれないけど、中心に火芯が形成されて、比較的細かい作業がし易いです。
このバーナーはエアポンプ内臓で稼働中は少々うるさいです(笑)
次に拡散炎タイプ
こちらは幅の広い炎で熱量も多めなので、多めにガラスを溶かしたり、ブローを行うときなどに有効です。
このバーナーはkinariのファンバーナーでとても安価です。空気をファンで供給するタイプでとても静かです。ただ、そのままだと空気の乱流で炎が乱れるで、私は火口に整流のための工夫をしています。
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